ポスドクサラリーマンが美肌を目指す① ~皮膚の基礎~

まずは、変なタイトルですみません。

実は30代後半となり、疲労の蓄積や、肌の老化などを感じるようになってきました。

20代の頃は女子に10代の肌ようだと言われたこともありましたが、最近は肌のハリの無さからか、顔から疲労と老化を着実に感じています。。

モテたいという願望はないですが、無駄に年を取りたいとも思わない。疲労も翌日に持ち越すことなく過ごしたいサラリーマンは多いのではないでしょうか。

 

ではどうすればいいのか・・・

運動する体力はあまりないし・・・

健康食品はどれも胡散臭いし・・・

うん?食品??そういえば食事とか栄養とかちゃんと調べたことがない・・・

そうだ!栄養学を勉強して、科学的に妥当な栄養素を摂取すればいい!!むしろ何故今まで毎日口にする食品を科学的に気にしなかったのだ!!!

 

というわけで、私の大好きなジュンク堂池袋本店で目的に合致した本を探しに行きました。

健康栄養学 ―健康科学としての栄養生理化学― 第2版

上記の本が、まさしくこれぞ求めていた物!っといった題名で、早速購入しました。

 

まず皮膚の構造ですが、

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皮膚の構造


外から表皮、基底膜、真皮の順に構成されています。真皮には。コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの細胞外マトリックスとよばれる物質で満たされています。

コラーゲンやエラスチンは、皮膚のはりやシワに関与し、ヒアルロン酸は瑞々しさに関与しています。以下に代表的なものについて記載します。

 

1)コラーゲン

コラーゲンは、半減期(全量のうち、半分が置き換わるために必要な時間)が非常に長いタンパク質で、なんと15年以上といわれています。皮膚コラーゲン量は30歳代までに徐々に増加し、その後減少します。

図を見る限り、それほど大きな減少に感じないですが、皮膚の見た目に対する影響は大きいのでしょうか。不勉強のため、現時点では不明です。

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2)ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は1gあたり6Lの水を保持することが可能で、生体内の水分の保持に役立っています。真皮、表皮ともに存在し、年齢などの原因によるヒアルロン酸の量の減少します。どの程度年齢によって減少するのかは、また今度調べてみます。

ヒアルロン酸は、半減期が半日というかなり早い速度で行われています。これは1日ごとの食生活による影響は大きい可能性は高そうです。

 

3)エラスチン

エラスチンは弾性繊維とよばれるもので、光によって異常に分解され、細かいシワを生じる原因となります。また老化とともにアミノ酸組成が変わるようです。

 

次回「ポスドクサラリーマンが美肌を目指す②」では、どのような栄養素をとれば皮膚の老化を軽減できるのかを書いてみたいと思います。