AIを勉強するためのPCを検討する
所持していたノートPCが7年以上前のもので、かつ調子が悪いということもあり、AIを勉強するためのPC購入を1か月以上かけて検討してきました。
しかし、そもそもどんなスペックが必要なのかも全く分からなかったため、そのあたりの情報収集からスタート。
ネットや本などで調べた結果、GPUがディープラーニング開発で最も重要ということが判明しました。特に画像解析の際にGPUは重要となるようです。そこでさらにどんなGPUが必要かGPUの情報収集に力をいれました。
下記の雑誌は、Kindle版がなく紙媒体しかないですが、GPU超入門と書いてあるようにGPUについてその歴史的な開発経緯から、現在の状況まで書いてあり、勉強になりました。
調べた結果、GPUでもNVIDIA製でないといけないということと、NIVDIA製でも性能によって下記のようないくつかのGPUがあることがわかりました(2017年12月時点)。
GPUの性能でもビデオメモリ容量と処理速度が重要とのこと。下記のリンク先の一覧がわかりやすい。
グラフィックカード性能比較ベンチマークテスト|ドスパラ公式通販サイト
ノートPCにしたかったため、この中から以下のように検討した。
- GTX TitanX←高価かつ搭載されたノートPCなし。
- GTX 1080Ti←搭載されたノートPCなし。
- GTX 1080←搭載されたノートPCは高価。PCのサイズもかなり大きい。
- GTX1080 (MAX-Q)←ノートPCのサイズが1080、1070搭載PCより小さい。性能は1080より劣る。1070とほぼ一緒。
- GTX 1070←15インチサイズのノートPCあり。ビデオメモリの容量はGTX1080と同じ。
- GTX 1060←ビデオメモリの容量がGTX1070より少ないが、安い。
最終的に、下記の2択になりました。
- GTX1080 (MAX-Q)
- GTX1070
次に、これらを搭載したノートPCを価格.comで調べました。ゲーミングPCのカテゴリーに進めば、各GPUでソートが掛けられるため便利です。
個人的な条件として、持ち運びと速度を考えてHDDなしのSSDのみでかつ、15インチ程度であることととしました。そこで下記の二つまで、絞りました。
- ASUS Predator Triton700
- mouse EXTGEAR-NOTE i5730 シリーズ(GTX 1070) ノートゲーミングPC
池袋のビックカメラのPC館のほうに実機がおいてあったため、触ってみたところTriron700のキーボードは押すと、薄いプラスチックの板を押すような音がして、かなり気になるため、却下しました。実機を触るまではTriton700が第一候補だったのですが、やはり実際に触りにきてよかったです。
mouseのEXTGEAR-NOTE i5710シリーズは自分の好みでカスタマイズできる点も好印象です。お値段もTriton700よりは安くできました。
最終的に、値段も鑑みて下記のような内容にカスタマイズしました。早くこの性能をちゃんと使いこなせるようにしなければ。
【 CPU 】インテル(R) Core(TM) i7-7700HQ プロセッサー ( 4コア / 8スレッド / 2.80GHz [ 最大3.80GHz ] / 6MBキャッシュ )
【 メモリ 】32GB メモリ [ 16GB×2 ( PC4-19200 / DDR4-2400 ) / デュアルチャネル ]
【 SSD (M.2) 】512GB NVM Express SSD ( SAMSUNG SM961 / M.2 PCI Express x4 接続 )
【 SSD 】240GB SSD ( 6Gbps 対応 )
【 グラフィックス 】GeForce GTX1070/8GB
【 無線LAN 】インテル(R) Dual Band Wireless-AC 8265 ( IEEE802.11ac/a/b/g/n 最大867Mbps対応 ) + Bluetooth(R) V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2)